琵琶の熊田かほりです(*^^)/~~~
2015年 08月 11日
飛び猫ブログをご覧のみなさま、こんにちは!
今回の新作「恋狂い~かぐや姫の恋文~」にて
琵琶演奏と音楽を担当させていただいております
琵琶奏者の熊田かほりです!
本番目前!ということで
今日から、「恋狂い」のキャストが
リレー形式でブログを執筆することになりました☆
わたくし、なんとその一番手を仰せつかりました!(^^)!
恐れ多いことでございます<(_ _)>
ここでちょっとご紹介させていただくと
飛び猫舎では、旗揚げから現在まで
第1作「雨月物語」、第2作「雪晴れ」(忠臣蔵)
第3作「鬼女」、第4作「菊花の契」と
すべて、日本を舞台にした物語を題材に公演してきました。
わたくしは、そのうち
「雨月物語」「雪晴れ」の2作について
作曲と、琵琶演奏を担当させていただいております!
飛び猫ファンの方には、もうお馴染みかもしれませんね(*^^)ビワ
前回出演の「雪晴れ」本番の1場面より、
吉良上野介役の清田氏とわたくしの写真です↓
わたくしは、普段は主に
鶴田流琵琶、という
日本の琵琶の中でも、新しめの流派に属しておりまして
「平家物語」や、「合戦物」といった
日本の古典作品を、琵琶で弾き語りする活動を行っております。
日本の琵琶の起源は古く、5~6世紀頃に
シルクロードを通じて、日本にもたらされたといわれています。
「雨月物語」や「忠臣蔵」の時代に、琵琶は
日本の楽器として定着してから
既に1000年は経過していたことになります。
さて、今回の舞台「恋狂い」ですが
原作はもちろん「竹取物語」。
日本最古の物語であり、「物語の祖(おや)」とも呼称される
その日本の物語の原点「竹取物語」が書かれた時代……
琵琶は、日本に伝来してからまだ日が浅く
日本人にとっては、琵琶は渡来の楽器、というイメージが強かったことと
わたしは想像しています。
ちょっとネタバレになってしまいますが
今回の劇中で、かぐや姫自身が
琵琶を習うシーンがあるのです。
もし、かぐや姫の時代に琵琶が奏でられているとしたら
それは、どんな旋律なのか。
かぐや姫が奏でる琵琶とは、どんな音色なのか。
そんなことに思いを馳せつつ
今回の劇中曲を作曲しているクマダです(*^^)
また、これまでの飛び猫舎公演では
琵琶だけで劇伴奏をさせていただいてきましたが
今回は、なんともう御一方、音楽チームに加わっていただき!
チェリストのmarikoさんと共に
チェロと!琵琶!
擦絃楽器と撥絃楽器!
西洋と東洋!
こんな組み合わせで、劇中曲を演奏させていただく予定です!
今回の脚本の中で、
わたくしが最も琵琶でスポットを当てたいと思ったのは
かぐや姫の罪と、狂気。
狂って、いるのか。
狂って、いくのか。
今回も、仲村みなみ氏の脚本は
人間の業を、痛々しいほどに掘り下げており
必見の内容でございます<(_ _)>
狂いゆくかぐや姫と、
その姫をひたすら恋うる帝と。
その2人の情熱を奏でる
チェロと琵琶にもご期待ください☆
ということで、次は
かぐや姫役の、久米田彩さんに
バトンを渡したいと思います~(^o^)/
以上、
琵琶弾きクマダがお伝えしました<(_ _)>
*熊田かほりオフィシャルWEB*
http://www.biwa-kahori.com/
今回の新作「恋狂い~かぐや姫の恋文~」にて
琵琶演奏と音楽を担当させていただいております
琵琶奏者の熊田かほりです!
本番目前!ということで
今日から、「恋狂い」のキャストが
リレー形式でブログを執筆することになりました☆
わたくし、なんとその一番手を仰せつかりました!(^^)!
恐れ多いことでございます<(_ _)>
ここでちょっとご紹介させていただくと
飛び猫舎では、旗揚げから現在まで
第1作「雨月物語」、第2作「雪晴れ」(忠臣蔵)
第3作「鬼女」、第4作「菊花の契」と
すべて、日本を舞台にした物語を題材に公演してきました。
わたくしは、そのうち
「雨月物語」「雪晴れ」の2作について
作曲と、琵琶演奏を担当させていただいております!
飛び猫ファンの方には、もうお馴染みかもしれませんね(*^^)ビワ
前回出演の「雪晴れ」本番の1場面より、
吉良上野介役の清田氏とわたくしの写真です↓
わたくしは、普段は主に
鶴田流琵琶、という
日本の琵琶の中でも、新しめの流派に属しておりまして
「平家物語」や、「合戦物」といった
日本の古典作品を、琵琶で弾き語りする活動を行っております。
日本の琵琶の起源は古く、5~6世紀頃に
シルクロードを通じて、日本にもたらされたといわれています。
「雨月物語」や「忠臣蔵」の時代に、琵琶は
日本の楽器として定着してから
既に1000年は経過していたことになります。
さて、今回の舞台「恋狂い」ですが
原作はもちろん「竹取物語」。
日本最古の物語であり、「物語の祖(おや)」とも呼称される
その日本の物語の原点「竹取物語」が書かれた時代……
琵琶は、日本に伝来してからまだ日が浅く
日本人にとっては、琵琶は渡来の楽器、というイメージが強かったことと
わたしは想像しています。
ちょっとネタバレになってしまいますが
今回の劇中で、かぐや姫自身が
琵琶を習うシーンがあるのです。
もし、かぐや姫の時代に琵琶が奏でられているとしたら
それは、どんな旋律なのか。
かぐや姫が奏でる琵琶とは、どんな音色なのか。
そんなことに思いを馳せつつ
今回の劇中曲を作曲しているクマダです(*^^)
また、これまでの飛び猫舎公演では
琵琶だけで劇伴奏をさせていただいてきましたが
今回は、なんともう御一方、音楽チームに加わっていただき!
チェリストのmarikoさんと共に
チェロと!琵琶!
擦絃楽器と撥絃楽器!
西洋と東洋!
こんな組み合わせで、劇中曲を演奏させていただく予定です!
今回の脚本の中で、
わたくしが最も琵琶でスポットを当てたいと思ったのは
かぐや姫の罪と、狂気。
狂って、いるのか。
狂って、いくのか。
今回も、仲村みなみ氏の脚本は
人間の業を、痛々しいほどに掘り下げており
必見の内容でございます<(_ _)>
狂いゆくかぐや姫と、
その姫をひたすら恋うる帝と。
その2人の情熱を奏でる
チェロと琵琶にもご期待ください☆
ということで、次は
かぐや姫役の、久米田彩さんに
バトンを渡したいと思います~(^o^)/
以上、
琵琶弾きクマダがお伝えしました<(_ _)>
*熊田かほりオフィシャルWEB*
http://www.biwa-kahori.com/
by tobinekosha
| 2015-08-11 16:02